肝心なところがボケちゃう!失敗から学んだ、一眼カメラのピントが合わない時の原因7つ

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カメラ
カメラ初心者さん
カメラ初心者さん

普段は問題なく撮影ができているのに、急にピントが合わなくなっちゃった。故障かな?

カメラ初心者さん
カメラ初心者さん

ピント自体は合ってるけど、肝心なところがボケちゃう。どうしたらいいんだろう?

そんな方につけてこの記事を書いています。

一眼を使って写真を撮ってると、シャッタースピードをきちんと設定しているにもかかわらずピントがキチンと合わないことがあります。

筆者
筆者

時にはAF(オートフォーカス)なのにピント調整が機能しないことも…。

急にピントを合わせられなくなると何かの拍子に壊れたのかな?と不安になりますよね。

ピントが合わない時は、まず設定や撮影環境を一度確認してみましょう。

筆者もこれまでカメラ撮影をしていてピントが合わずうまく写真が撮れなかった事は何度もあり、その度に原因を調べて改善をしてきました。

今回は一眼カメラを5年以上使ってきた筆者が失敗から学んだ、ピントが合わない原因をレンズ・カメラ設定・撮影環境三つの視点で分けてそれぞれまとめました。

あわせて対処法についても書いてあります。

この記事を読むことで、急にピントが合わなくなった。といったトラブルにも悩まされずに済みます。

一眼カメラでピントが合わない原因【レンズ】

まずは初歩的なところの確認です。

レンズ側の設定をかえるだけでも解決する場合があります。

レンズ側のAF設定がオフになっている

レンズによってはAFや手振れ補正のオン/オフがレンズ側でできるものがあります。

シャッターを軽く押し込んでもカメラがピントを合わせようとしない場合、マニュアルフォーカス(手動調整)になっている可能性があります。

レンズ側面にツマミがある場合、もしツマミが”MF”側になっていたらツマミを”AF”側に合わせることで元に戻ります。

筆者自身、オートフォーカスで狙ったところにピントがあわず、一度マニュアルフォーカスで撮影するためにツマミをいじってからついそのままにしてしまうケースはよくありました。

筆者
筆者

撮影して満足して設定を戻し忘れちゃうんですよね…。

ねらった通りに写真が撮れたらカメラの設定を普段の状態に戻しておくとミスを減らすことができます。

対処法
  • レンズ側面のツマミが設定されているか確認する
  • 撮影が無事済んだら変更した設定は元に戻す。

レンズが対応してる焦点距離よりも近い位置で撮影している

レンズにはそれぞれ「最短撮影距離」と呼ばれるものがあります。

この最短撮影距離よりも近づいて被写体を撮ろうとしても、被写体に対してピントを合わせることはできません。

筆者も至近距離で花や昆虫を至近距離で撮ろうとして何度も失敗しました。

筆者
筆者

レンズによって近寄って撮れる距離に限界があるんですね。

そんな時はすこしずつ被写体から離れながらピント調整をしていくと被写体にピントが合いやすくなります。

筆者
筆者

よく使うレンズの最短撮影距離を身体で理解していると失敗をぐっと減らせますね!

どうしても被写体に至近距離まで寄った撮影をしたい場合、手持ちのレンズでは対応できないので、マクロレンズのように最短撮影距離が短いレンズの購入を検討したほうが良いでしょう。

マクロレンズはレンズの歪みも少ないので普段の撮影でも有効に使えます。

対処法
  • 被写体から少しずつ離れてピント調整をする
  • 最短撮影距離が短いマクロレンズを使用する

一眼カメラでピントが合わない原因【カメラ設定】

レンズ側に問題がなければ次はカメラ本体側の設定です。

様々な設定がありますが、ピントに関わるところは多くないので一つずつ見ていきましょう。

一眼カメラの撮影時に使う基本的な設定については以下の記事にも書いてあります。

カメラ本体側のAF設定がオフになっている

AFの設定はカメラ本体側でも変更ができます。

また、同じAFでも撮り方にあわせてAFにも様々な設定があります

カメラ側で設定できるオートフォーカス一例
  • 一度ピントを合わせたらそのまま固定になる”シングルAF”
  • ピントを合わせた被写体を追いかけて絶えずピント調整を続ける”コンティニュアスAF”

被写体にあわせたAFの設定を確認すると、きちんとピントが合うようになる場合もあります。

対処法
  • カメラ本体のAF設定を確認する

絞り値(F値)を低く設定しすぎている

絞り値(F値)を低く設定しすぎると写界深度が浅くなり、ピントの合う範囲が狭くなります。

顔にはピントが合ってるけど体の輪郭がボケてる場合などは、F値が低すぎるのかもしれません。

F値を少しずつ上げて、ピントを合わせたい範囲がすべて収まる値に設定すると解決できます。

対処法
  • 絞り値(F値)の数字をあげて撮影する

狙っていない場所にピントが合ってしまっている

一眼カメラには、ファインダ内のどこに重点をおいてピントを合わせるか決められるフォーカスエリアと呼ばれる設定があります。

これが全体均一になると、ピントを合わせる対象を画面中央から画面端までカメラがくまなく探してしまうため、狙った場所にピントが合わない場合が多いです。

ピント合わせに慣れないうちは「中央重点」に設定しておきましょう。

こうすると画面中央にピントが合うため、狙った場所にピントを合わせやすくなります。

メインとなる被写体を画面端に寄せた構図で撮りたい場合は、一度中央に被写体がうつってる状態でピントをあわせ、ピントを固定したまま狙った構図になるようカメラの向きを調整すると良いです。

対処法
  • フォーカスエリアを「中央重点」に設定する

ピントが合わない原因【撮影環境】

レンズ・カメラ本体ともに問題がなければ、撮影環境そのものに問題があるかもしれません。
被写体の周りにあるものや背景が原因でピントが合わなくなる場合があります。
もしかしたらちょっとした工夫で解決するかもしれません。
夜間や暗い場所での撮影がうまくいかない場合は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

被写体が背景に近い色をしている

被写体と背景が同じような色をしていたり、そもそも被写体自体がグラスなどの透明なものの場合、ピントがうまく合わない場合があります。

被写体の縁や影など、ピントが合わせやすいところでピント調整をするか、背景が変えられるのであれば被写体と区別のつきやすい背景に変える方法が有効です。

対処法
  • ピントを合わせやすい箇所で一度ピントを合わせる
  • 背景を被写体と色の区別がつきやすいものに変更する

柵やガラスなど、被写体の手前に遮るものがある

動物園や水族館などで動物を撮影するとき、手前に柵や檻などがあるとそちらにピントがいってしまい動物にピントが合わないことがあります。

一度遠くのものにピントを合わてから動物を狙うと、手前側がボケて柵を感知しづらくなります。

ただ檻や柵はどかすことができないので、どうしてもピントが動物側に合わないようであれば、割り切ってMFで撮影するのも一つの手段です。

対処法
  • 一度距離の離れた場所にピントをあわせてから被写体に合わせ直す
  • MFで撮影する

ピントが合わなくなったら、修理の前に一度設定を見直そう

カメラは精密機械なので、普段通りに動いてくれなくなるとつい壊れたかな?と焦ってしまいますね。

「あれ?急にピントが合わなくなっちゃった」

と思ったらまずは一度、カメラの設定がピントが合う状態か確認してみると良いと思います。
今回の記事が、ピントが合わなくなった時の原因探しの一助になれば幸いです。

コメント

  1. ようせい より:

    はじめまして!
    わかりやすい記事で、とても参考になります★
    素敵な記事をありがとうございます♪

    • t-ryota より:

      ようせいさんはじめまして!嬉しいコメントありがとうございます!
      そう言っていただけるととても励みになります!
      また暇な時にでも覗きにきてもらえたらと思います!

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