子どもと一緒に遊びながら動画を撮るならどんなカメラがいいんだろう?
アクションカメラって最近よく聞くけど、実際使ってみてどうなんだろう?
そんな子育てパパさんに向けてこの記事を書いています。
子どもが生まれてから、写真や動画を撮る機会がぐっと増えてきたことと思います。
そんな子どもも足腰がしっかりしてくると、外ではこれまで以上に元気に走り回るようになって追いかけながらの動画撮影がなかなかうまくいかなくなってきますよね。
筆者自身以前はスマホで動画を撮っていたのですが、常に画面を見てないと被写体がはみ出てしまう状態でした。
子どもに気をとられながら撮った動画は後から見返すとほとんど子どもの顔が見切れてます…。
そしてスマホは他にも重要な機能を多数備えた精密機械。
万が一手元から滑り落ちてドボンと水没…。
なんてことになったら目も当てられません。
そんな中子どもと遊びにでかけたときにアクションカメラを使ってお子さんと遊んでいるパパさんを見かけ、
「アクションカメラで子どもを撮ればスマホも安全だしもっと素敵な動画が撮れそう」
と思い、アクションカメラを購入。
一年以上使ってみた結果、子どもと遊びながら動画撮影をしても失敗が減りました。
最初はアクションカメラってスポーツを趣味にしてる人向けのカメラだと思っていましたが。
実際に使うようになってからはぜひ子育てパパさんこそおすすめしたいなと思っています!
今回は、筆者が愛用しているアクションカメラ「Gopro HERO8」の使用体験を基にアクションカメラが子育てパパにおすすめな理由についてまとめました。
あわせてアクションカメラの気になるデメリットについても解説していますので、この記事を通じてこれからアクションカメラを購入するか迷ってる子育てパパさんのモヤモヤがスッキリします。
そもそもアクションカメラってどんなカメラ?
アクションカメラって普通のカメラとどう違うのか今ひとつピンとこない方も多いかもしれません。
アクションカメラは以下のような特徴をもっています。
- 衝撃に強く、防水加工がされているので雑な扱いをしても壊れない
- 小型でも高画質での動画撮影が可能。他にも多彩な撮影機能を搭載
- 画角は焦点距離16mmの超広角〜標準レンズクラスまで
- ジンバルなどのアクセサリーを組み合わせて様々な場所に設置可能
総じて小型で頑丈、アクセサリーを使って応用の効いた撮影ができるのが特徴といえます。
工夫を凝らして撮影した動画は普段撮影するものよりもずっと印象的で思い出に残りますね!
本来アクティビティ撮影用のカメラということもあり、これがなぜ子育てパパ向けなのかピンとこないかもしれません。
ここからはなぜゴープロが子育てパパ向けなのかについてお話しします。
なぜゴープロが子育てパパ向けなの?
筆者自身がGoproを使ってみて子育てパパにぴったりだと感じたのは以下のポイントです。
- コンパクトで荷物の邪魔にならない
- 強力な手振れ補正で片手撮りでも綺麗な映像が撮れる
- 超広角なのでファインダを覗かなくても見切れる心配が少ない
- アプリと連動して簡単にデータが取り込める
- 設定を変えて様々な動画が撮れる
ここから詳しく解説していきますね!
コンパクトで荷物の邪魔にならない
ビデオカメラとは思えないくらい小型なので、持ち運びがとても楽です。
後述しますが作りが頑丈なのでカメラを持ち運ぶような専用の入れ物も不要。
ジンバルを装着したまま肩掛けの小さいポーチにもすっぽりおさまります。
上着のポケットにも入るので、おでかけバッグの中身を圧迫しません。
子どもを連れてのおでかけは他の荷物が多くなるので、ポケットに収まるサイズはとてもありがたいですね。
強力な手振れ補正で片手撮りでも綺麗な映像が撮れる
アクションカメラを使って改めて実感したのが手振れ補正の強さ。
実は筆者自身、はじめに店員さんから話を聞いていた時は手振れ補正のことはそこまで気にかけていませんでした。
ブレるものはブレるだろうし、どうせスマホとそんなに変わらないでしょ?と。
実際に使ってみたら全くそんなことはなくて、アクションカメラの手振れ補正がいかに重要なのかがよく分かりました。
歩きながら撮ると気になる上下のブレ、乗り物などになると起きる細かな振動。
これらがすべて滑らかに補正され、まるでドローンが撮影したようなきれいな映像になります。
一眼カメラで走り回る子どもを撮る時は少し離れた場所からカメラを構える必要がありますが、GoProならカメラを子供の方に向けておくだけで良いので、一緒になって遊びつつ綺麗な動画を撮ることもできます。
一緒に遊んでないと撮れないような独特なアングルの映像も、あとから見るととても楽しいです!
超広角で迫力の映像が撮れる
手振れ補正に加えて焦点距離16mmの超広角がさらに使いやすさを後押ししています。
どんなに近くで撮影しても画角が広いので一番に見せたい部分はしっかり収まってくれます。
そのおかげでジンバル等をつかって、モニターを覗かずに撮影しても滅多に失敗しません。
また、遠近感が強調されやすい超広角の特性のおかげで躍動感のある映像になりやすいのも特徴です。
背面モニターで映像は見れますが、撮影してるときはほぼ見てません!なんとなく向けてるだけでも被写体が映像に収まってくれるので、十分楽しめる作品になります。
アプリと連動して簡単に取り込み可能
専用のスマホアプリとGoPro本体を連携させることで、撮った映像がスマホでも確認できます。
また、アプリ内の編集機能でトリミングや色補正がかけられるのでそのまま手を加えてSNSへのアップも可能。
長時間撮影したものは自動で見所をピックアップしてストーリーにしてくれる「quick story」機能が便利です。
他にも、撮影した動画の中から気に入ったフレームをそのまま写真として保存することもできます。
写真であればデータも軽いので共有アプリなどですぐにシェアができちゃいます。
家に持ち帰らずその場でママやジィジバァバにシェアできるのはとても嬉しいですね。
アクションカメラの気になるデメリット
ではアクションカメラがあればなんでも撮れるかといえばそうでもありません。
アクションカメラにも以下のようなデメリットがあります。
- 望遠ができないので遠くからの撮影は苦手
- 電池の消耗が激しいので予備バッテリーが必須
- レンズを変えられないので超広角レンズ特有のデメリットを常に抱える
- 膨大なデータ管理が必要
こちらも詳しく解説していきます!
望遠ができないので遠くからの撮影は苦手
短所というよりコンセプト的に想定されていないだけなのですが、ズーム機能がないので遠くからの撮影はできません。
運動会などで遠くから子供を撮ったり、動物園で檻の奥にいる動物を撮るといった使い方は難しいです。
逆に遠くから撮影する場合はある程度撮影自体に集中できる状況だと思うので、スマートフォンや一眼カメラでじっくり撮影するなど使い分けをするのがおすすめです。
スマホカメラ、一眼カメラの使い分けについてはこちらの記事も参考にどうぞ。
電池の消耗が激しいので予備バッテリーが必須
ゴープロに限った話ではないのですが、1日使って撮影をするとまず電池がもちません。
電源つけっぱなしだと撮影してなくても2時間たらずで電池が空になってしまいます。
筆者がはじめて使った際、気になるものを撮りつつ撮影していないときも電源を入れたまま持ち歩いていたのですが、1時間たらずで電池が10%程度に…。
電源つけっぱなしでも時間が経つと画面が落ちるので、バッテリーは節約してくれてたと思うのですが、それでももちは悪かったですね…。
あまり横着せずこまめに電源を落とすよう心がけると電池の持ちはよくなります。
ですが正直なところ、素直に予備電池を合わせて持ち歩いたほうが得策ですね。
バッテリーの消耗をケチるばかりにシャッターチャンスを取り逃がす方がショックが大きかったです笑
筆者もゴープロ購入後すぐに電池もあわせて購入しました。
レンズを変えられないので超広角レンズ特有のデメリットを常に抱える
GoProに限らず超広角レンズのデメリットとして以下のような点が挙げられます。
・レンズ端の像が極端に歪む
・被写体以外の余計な景色も入りやすい
GoProも例外でなく、顔などをあまりに近くで撮りすぎた場合、顔の形がすこし歪んで見えてしまうことがあります。
逆に、遠くに広がるきれいな景色を撮っていたつもりが、動画の下側に柵や自分の影など余計な景色が入ってしまうことも。
画角の広さは設定である程度狭くできるので、撮るものに合わせて使い分ける必要があります。
また、写真として抜き出すのであればアプリ等であとからトリミングしてしまうのも一つの方法です。
膨大なデータの管理が必要
動画データは、写真データとは比べ物にならないほど重いです。
Goproでは手軽に動画が撮れる一方、あっという間にデータがパンパンになってしまいます。
パソコンで保存するにも専用の外付けハードディスクは必要になるかもしれません。
クラウドに保存をしてくれるアプリを利用するのも一つの手です。
写真の保存・共有アプリについてまとめた記事があります。
中には動画に対応したアプリもありますので、こちらもあわせてご覧ください。
工夫次第で撮り方の幅がどこまでも広がるカメラ。日常使いにもおすすめ
今回は子育てパパにアクションカメラがおすすめな理由を記事にまとめました。
気になるデメリットもあわせて紹介しましたが、それでもカメラにほとんど気をとられることなく子どもと遊びながら動画が撮れるアクションカメラは子育てパパにぴったりのカメラです。
アクションカメラが得意としないシーンも色々とありますが、逆にそれらを把握すればスマートフォンや一眼カメラの動画機能などとうまく使い分けることも可能です。
子どもとの思い出づくりがより楽しくなる、アクションカメラ購入検討の一助になれば幸いです。
購入に不安がある場合はレンタルもおすすめ
ここまでアクションカメラが子育てパパ向けという話をしてきましたが、それでも5万円前後するカメラをいきなり購入するのは勇気がいると思います。
せっかく購入したのに使う機会がなかった…。となってしまってはもったいないですよね。
もし購入に不安がある場合はレンタルサービスで一度お試しをするのも一つの手です。
筆者自身もモノカリなどを利用してカメラやレンズを試しています。
本体のほかメモリーカードやジンバルなど撮影に必要なグッズが一式そろった状態でレンタルできるので、実際に買い揃えるよりもずっと気軽にアクションカメラで動画撮影をすることができます。
利用料金は機種にもよりますが4日間レンタルで5,500〜9,590円ほど。
レンタル期間の延長等で追加料金がかかります。
それでも全てのグッズを購入した場合と比較しておよそ10分の1程度の値段で利用できます。
4日間使えればお泊まり旅行などで十分撮影できるので、アクションカメラをお試しするのにぴったりですね!
子どもと遊びながら安心して撮れる便利さはぜひ一度体験してみるのをおすすめします!
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