2歳になってから子どもがお昼寝をしないのが心配…。
健康に悪い影響とかないかな?
保育園では寝てくれるのに、家では寝たがらない。
どうやったらお昼寝してくれるんだろう?
そんな方に向けてこの記事を書いています。
1歳ごろまでは当たり前のようにとっていたお昼寝。
この時間はパパやママにとっても一緒になってひと休みできるのはもちろん、仕事や家事が進む貴重な時間だったりもします。
朝からやることづくめのパパママも、この時間がくると少しホッとしますよね!
ただ、2歳をすぎたあたりからいつもの時間に寝なくなってきたと感じるも多いのではないでしょうか。
筆者の子どもも2歳になる前は毎日欠かさず正午には布団でお昼寝してたのですが、2歳をすぎたあたりから13時をこえてもピンピンしてる日が多くなってきました。
とはいえ夜まで体力が持つわけでもなく、夕方くらいにはウトウトしだします。
そしてお風呂に入ることで目が覚めてしまい、夜寝るのが遅くなるという悪循環に。
このままでは良くないと思い同じ年齢の子供をもつ友人などに情報収集してみたところ、以下の二つが重要だということがわかりました。
今回は2歳の育児を実際に経験した筆者自身が色々な失敗から学んだ、2歳児がお昼寝をしない原因とどうやって寝かしつけるかついてお話しさせていただきます。
この記事を通じて2歳になった子どもがお昼寝をしないことに対する心配事がすっきりします。
2歳の子どもがお昼寝しない理由は?健康への影響はないの?
いままで当たり前のようにお昼寝していたのに、どうして2歳に入ってお昼寝をしなくなったのでしょうか。
筆者が実際に2歳の子どもと過ごして学んだお昼寝しない理由は以下の二つでした。
いずれにしても言えることは、“小さい子どもがお昼寝をしない=体の不調”とは限らないということです。
これまでお昼寝をしていた子どもが全く寝なくなってしまうとつい不安になってしまいますが、これも子どもが成長した証なのかもしれません。
ここからはそれぞれの理由について詳しくお話します。
1日に必要な睡眠時間が十分に取れている
2歳の子どもがお昼寝しない理由として、1日に必要な睡眠時間がすでに十分取れている可能性が挙げられます。
睡眠時間は 「お昼寝◯時間+夜◯時間」ではなく、「24時間中◯時間」で考えると良いと言われています。
2歳の適正な睡眠時間はおよそ11~13時間ほど。
お昼寝で2時間取れていれば夜の睡眠時間が21:00~6:00でも計11時間なので適正範囲に入ります。
もし20:00には寝て朝の7:00過ぎくらいまでぐっすり寝れているのであれば、その時点で11時間は寝てるので昼間は眠くならないかもしれません。
筆者の子どもも、2歳をすぎたあたりからお昼寝を嫌がって寝ない日がたびたびありました。
そういった時は昼寝は無理にさせず夜早めに寝る支度を済ませると、普段よりスムーズに寝てくれました。
お昼と夜の合計時間でバランスをとってるんですね。
子どもの体力がついてきた
お休みの日に特別体を動かすような活動をしていない場合、子どもの体力が余っているかもしれません。
ハイハイから立ち上がってヨチヨチ歩きが精一杯だった1歳の頃と比べると、2歳の運動能力はびっくりするくらい高くなります。
また、は集団生活の場である保育園では先生や他の園児さんとの関わりもあるので、家にいる時よりも色々な意味で緊張しやすいというのもあります。
保育園ではちゃんと寝てくれるというのは、気疲れの影響もあるかもしれません。
同い年の子がまわりで同じように寝てる上、保育園自体慣れない場所なので疲れやすく、眠りやすい環境ともいえますね!
2歳の子どもにお昼寝をさせるコツ
2歳の子どもに少しでもお昼寝をしてもらうにはどうしたらいいでしょうか。
体力がついたとはいえ夜まではもたず寝るタイミングがずれてしまうので、生活リズムが崩れてしまうのではと親としては心配ですよね。
筆者が具体的に取り組んだのは以下の四つです。
以下でさらに詳しくお話します!
早寝早起きでお昼寝しやすい生活リズムを作る
平日は仕事があり、子どもを保育園に預けないといけないから早起きしてるけど、たまの休みくらいゆっくり過ごしたい…。
そう思ってついつい普段よりも遅いスタートになってしまうおうちも少なくないかと思います。
ただ、起きる時間が遅いとお昼寝までの間隔も短くなってしまうので、寝つきは悪くなります。
筆者自身、仕事の忙しい日が続いた休日などはついダラダラとベッドで過ごしてしまうことがあります。
ダメだとわかっていても子どもも寝てるとつい自分に甘えちゃうんですよね…。
子どもも保育園で疲れているのですぐには起き出さないのですが、朝遅くから活動をはじめるのでそういった日はたいていお昼寝はしてくれません。
体を動かすため外に出ようにもその1・2時間後には昼食が待っています。
結局遊ぶ場所が近所になり眠くなるほど体力を使う前に家に帰ることになってしまいます。
日々反省しています…。
生活リズムが不規則だと大人も体調が崩れやすくなるので、平日と休日の起床時間は大きく変わらないようにしたいところ。
特に休日早くから起きると朝食と家事諸々済ませてもまだ朝の9時くらいだったりするので、時間に余裕がでてきます。
時間の余裕が作れれば予定も入れやすくなるので、普段よりも行動範囲を広げることができます。
午前中にしっかり遊ぶ
スムーズにお昼寝に入ってもらうには、朝のうちからしっかり疲れさせるのが有効です。
近場の公園で遊ぶのはもちろん、時間に余裕があれば普段行かないような場所まで足を伸ばすとより良い運動になります。
筆者もお休みの日は少し足を伸ばして、もっと大きな公園や子ども向けの遊べる施設など普段なかなか行けないところまで遊びに行ってます。
少し調べるだけでも公園や室内遊び場など子どもといけるおでかけスポットが自転車で行ける範囲にあったりします!
午前中に帰れるスケジュールであれば、オムツ数枚と着替えがあれば十分なのでそこまで準備に時間がかかりません。
普段行かない場所の散策はパパにとっても新鮮なので、良い気分転換になって一石二鳥ですね。
天気や時間の都合で外で遊べない方は、ぜひおうちでたくさん遊んであげてください。
保育園のお昼寝タイミングに合わせてみる
子どもが保育園に通っているのであれば、休日も保育園の生活リズムに合わせることでお昼寝にうつりやすくなります。
筆者の子どもも保育園に通っていますが、保育園の生活リズムはざっくり区切ると以下のような感じです。
子どもがお昼寝をしづらくなったときに、筆者一家で休日もそれに合わせて予定を組んでみたことがあります。
時折時間がずれてすこし遅いお昼寝になったときと比べると、やはり保育園のリズムに合わせた時間の方がすんなり寝てくれました。
生活リズムを一定に保つのは大人にとっても健康面でプラスになりますね!
おやすみシアターなどを活用してお昼寝の環境を整える
おやすみシアターなどを使って寝室をお昼寝しやすい環境してあげるとより入眠しやすくなります。
体力のついた子どもをただベッドに連れていっても、本人が疲れていてもなかなか寝るモードにはなりません。
まだ遊びたいのにベッドでじっとしているのは退屈に感じるのかもしれないですね。
おやすみシアターは、音楽やプロジェクターを使った光の演出で子どもをリラックスさせてくれるグッズで、音楽を聴きながらゆったりとした光の動きを眺めることで、少しずつお昼寝をする気持ちに切り替えてくれます。
筆者はプロジェクター絵本「おそらの絵本」をつかってました。
スマートフォンのLEDライトを使ったプロジェクターで、天井に向けることで絵本の絵柄を投影します。
パパママはアプリの画面に表示された絵本を読みながら、プロジェクターの絵柄をカチカチと変えていくことで絵本を読み聞かせることができます。
絵本を読み聞かせてる間はスマホからゆったりとした音楽が流れます。
油断してると大人の方が先に眠くなります(笑)
さらに絵柄や話の内容にあわせて効果音やBGMなどの演出も加わるのもポイント。
普通に絵本を読み聞かせするよりも物語の世界にグッと引き込まれます。
お話もカートリッジの差し替えで内容を変えられるので、絵本を買い足す感覚でお話を増やすことができます。
寝室に連れていってもイヤイヤしていた筆者の子どもも、このおそらの絵本を流してる間は夢中で映像を眺めていました。
専用の機材が不要なので手軽にできるのがありたいですね!
お昼寝だけでなく、夜も寝るのをいやがる場合は寝室の環境を整えてみましょう。
夜寝るのが遅くなるなら無理して昼寝はしなくても良い
先ほどお話した通り、必要なのはお昼寝そのものでは無く一日トータルの睡眠時間です。
夜早いうちに寝ることができて、昼間活動しても体力が持つようであれば無理してお昼寝を入れなくても良いと思います。
ただ、注意する点として以下の二つは避けるようにしましょう。
理由はいずれも夜寝る時間が遅くなることで成長ホルモンの分泌が阻害されるためです。
成長ホルモンは22:00~26:00(午前2時)の間に分泌され、身体の発育を助けます。
ただし、成長ホルモンを分泌させるためにはその時間までに深い眠りについた状態(ノンレム睡眠)に入ってる必要があります。
成長ホルモンが分泌される深い眠りに入るのは就寝からおよそ30分と言われているので、遅くとも21:00には眠れるようにしたいところ。
お昼寝を挟むことで夜眠る時間が21:00を大きく超えるようであればお昼寝を普段より短くするか、無理してお昼寝をさせなくても良いと言えます。
筆者自身、お昼寝をさせようとがんばったものの結局寝たのが夕方になってしまい、かえって夜寝るのが遅くなったことがあります。
夜に響きそうになったら無理してお昼寝をさせないという選択も必要ですね。
子どもの適正な睡眠時間を把握してお昼寝時間を調整しよう!
適正な睡眠時間も個人差があります。
これまでの睡眠時間や生活リズムと照らし合わせながら、子どもに合ったお昼寝のタイミングを見つけたいですね。
「子どもが昼寝をしないんだけど大丈夫かな?」
という不安解消の一助となれば幸いです。
あわせて寝かしつけにぴったりな絵本を記事で紹介しています。
コメント