電車での旅行、普通車両に子どもと一緒に乗るのって結構大変。
少しお金がかかってもいいから快適に移動したいな。
子どもを連れてグリーン車を利用したいけどまわりの反応がきになる…。
そんな方に向けてこの記事を書いています。
連休などのお出かけシーズン、帰省や旅行などの長距離移動で電車を使う方は多いと思います。
ただ、おでかけシーズンは混みやすい為座席が取りづらく普通車両では座れないことも。
子どもはずっと立ってなんていられないので、その場合終始抱っこで過ごすことになります..。
せっかくの旅行、電車くらいは座って落ち着きたいですよね。
そこで利用したいのが別途料金を支払うことで利用できるグリーン車です。
お金を上乗せで払う分座席が確保しやすいため、快適に過ごすことができます。
今回は電車旅行で筆者自身経験から学んだ、子連れでグリーン車を利用するメリットをまとめました。
この記事を通じて子連れでグリーン車を使うことでどんなメリットが得られるかがわかります。
グリーン車に乗りたいけど子連れで利用する際どんな点に注意が必要か不安な方はこちらの記事に詳しくまとめています。
そもそもグリーン車って何?
グリーン車とは通常の列車よりもグレードの高い車両のことで、運賃とは別に料金を払うことでより快適な座席に乗ることができます。
通勤に使うような普通の車両でもグリーン車の座席は特急列車みたいにゆったり座れます!
現在、普通列車のグリーン車は、JRの下記快速列車に連結されています。
- 東海道線
- 横須賀、総武快速線
- 宇都宮線
- 高崎線
- 湘南新宿ライン
- 上野東京ライン
- 常磐線
運賃と別でかかるチケット(グリーン券)は乗車直前でも購入が可能。
急遽グリーン車に変更する場合でもホームの券売機で買うことができます。
ただし、全席自由席なので確実に席が取れるわけではない点には注意が必要です。
子連れでグリーン車を利用するメリット3つ
普通列車のグリーン車は子連れのパパママにとってもたくさんメリットがあります。
また、気になるまわりのお客さんについてですが、おでかけシーズンであれば子連れの利用客もとても多いです。
特に休日であればビジネスマンばかりということもないので、安心して乗れます。
ここでは、そんなグリーン車のメリットを3つにわけて紹介いたします!
筆者の実体験とあわせてまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください!
①座席の確保がしやすく、比較的ゆったり座れる
別途グリーン券を購入する分利用者が絞られるので座席の確保はしやすくなります。
座席も通常の車両より広く設けられていて、バックパックくらいなら足元にも楽に置けます。
子連れでのレジャーや旅行は普段の荷物+αでさらにグッズが必要になるので荷物がどんと増えます。
スペースをたっぷり活用できるのは子連れでのおでかけでとても助かります。
通常車両のように隣の人距離も近すぎないので子連れのときは安心できますね。
②トイレが車両端にある
グリーン車の端には新幹線のようにトイレが設置されています。
急に子どもがトイレに行きたくなった時にも途中で降りることなくトイレを済ませられるので安心して乗ることができます。
トイレに立ち歩くことを考えて、扉の近い最後部か最前部に座るパパママさんも多いですね!
③幼児までなら料金がかからないのでコスパ良好
運賃のこども料金は6~12歳未満とされています。
小学校入学前の6歳を含む1歳~5歳の子どもは「幼児」扱いになり運賃はかかりません。
これはグリーン車にもいえて、幼児は無料で一席使うことができます。
天井部分のランプが赤い席を一席使うことになりますが、車掌さんが通った際に座席に座っている子どもが幼児と確認できれば緑のランプに変えてくれます。
つい不安になってしまいますが、5歳までのお子さんなら堂々と座らせちゃって大丈夫なんですね!
普通グリーン車のグリーン券はどこで買う?子どもの料金は?
普通列車のグリーン車を利用する場合はあらかじめグリーン券を購入する必要があります。
グリーン券は改札口外の券売機と、ホームに設置されているグリーン券専用の券売機で購入することができます。
改札口を抜けたあとでも購入できるので、ホームの混み具合を見てから買うのもいいですね!
ただし、ホームに設置されている券売機は改札を通った時に使用したICカードでしか購入ができません。
きっぷなど紙の乗車券で電車に乗る場合は、購入時にあわせてグリーン券も購入しましょう。
グリーン車に乗ってから券を購入することもできますが、割高になってしまうので注意が必要です。
料金は目的地までの距離と曜日でわかれており、以下のようになっています。
事前料金 | 車内料金 | |||
営業キロ | 平日 | ホリデー | 平日 | ホリデー |
50kmまで | 780円 | 580円 | 1,040円 | 840円 |
51km以上 | 1,000円 | 800円 | 1,260円 | 1,060円 |
料金表の「ホリデー」とは土曜・日曜・祝日・振替休日と年末年始(12月29日~1月3日)のことをさします。
休日のおでかけなら平日より割安で利用できるのもうれしいですね!
子連れで普通グリーン車に乗るなら覚えて置きたいお得なポイント
グリーン車を利用する場合、1つの列車につきグリーン券1枚が必要になります。
ですが、実は同一方向であれば路線を乗り継いでも同じグリーン券でグリーン車が利用できます。
条件がいくつかあり、以下を満たしていればグリーン券1枚で利用ができます。
- 首都圏エリア内
- 【平日料金】【ホリデー料金】が適用される普通列車のグリーン車
- 同一方向に乗り継ぐ
- 改札口を出ない
例えば、小田原から東海道本線で戸塚までいき、横須賀線に乗り換えて津田沼駅まで向かう場合、小田原~津田沼のグリーン券一枚で利用が可能となります。
公式サイトに同じグリーン券で乗り継ぎができない区間について詳しく書かれています。
※同一方向の乗り継ぎでないため、1枚のグリーン券で乗り継いでご乗車になれない区間は次のとおりです。
- 土呂以遠(東大宮方面)←大宮駅乗換→宮原以遠(上尾方面)
- 十条以遠(板橋方面)←赤羽駅乗換→東十条以遠(王子方面)または尾久
- 本千葉以遠(蘇我方面)←千葉駅乗換→東千葉以遠(都賀方面)
- 南酒々井以遠(榎戸方面)←佐倉駅乗換→酒々井以遠(成田方面)
- 浜野以遠(八幡宿方面)←蘇我駅乗換→鎌取以遠(誉田方面)
- 西大井以遠(武蔵小杉方面)←品川駅乗換→大井町以遠(大森方面)
- 高輪ゲートウェイ以遠(田町方面)←品川駅乗換→大崎以遠(五反田方面)
- 川崎以遠(蒲田方面)←横浜駅乗換→新川崎以遠(武蔵小杉方面)
- 函南以遠(三島方面)←熱海駅乗換→来宮以遠(伊豆多賀方面)
- 尾久以遠(赤羽方面)←上野駅乗換→三河島以遠(南千住方面)
- 神田以遠(秋葉原方面)←東京駅乗換→新日本橋以遠(馬喰町方面)
※ただし、大船駅で藤沢以遠(茅ヶ崎方面)と北鎌倉以遠(鎌倉方面)に乗り継ぐ場合は、1枚のグリーン券で乗り継いでご乗車になれます。
https://www.jreast.co.jp/kippu/15.html#02 “普通列車のグリーン料金”より引用
乗り継ぎの際は、はじめに座っていた座席の上のランプを降りる時にタッチします。
すると、緑のランプが赤に変わります。
その後乗り継いだ列車で座りたい座席のランプをタッチすると、再び緑のランプが点灯するのでその座席を利用することができます。
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グリーン車をうまく活用して快適な旅にしよう!
今回は子連れのグリーン車利用についてお話ししました。
話した内容をまとめると以下のようになります。
- 普通車両のグリーン車は子連れにとってメリットがいっぱい。
- 休日やおでかけシーズンは子連れも多いので利用しやすい。
- 子どもと静かに過ごす工夫は必要だけど、リラックスして過ごすことが大切。
- 新幹線は無理してグリーン車に乗らなくても指定席で十分。
- 楽天リーベイツを利用することでグリーン車の料金を一部楽天ポイントに還元できる。
グリーン車を活用して子連れでの旅行を快適に過ごせる一助になれば幸いです!
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