
おうちで流しそうめんやってみたいけど、装置を手作りする自信がない。電動のそうめん流し器ってどうなんだろう?
そんな方の気になるポイントを解説します!
夏といえばチュルチュルッと食べれるそうめんが美味しい季節ですね。
特に子どもも喜ぶのが、竹で組んだレールにみんなで集まって流れてくるそうめんを食べる流しそうめんです。
普段なかなかできない体験ということもあり、小さい頃の思い出に残ってるパパさんも多いのではないでしょうか。

筆者自身小さい頃に流しそうめん体験をしました。
みんなでワイワイやるのがとても楽しかった思い出です!
夏のこの時期だからこそ、ぜひ自分の子どもにも体験させてあげたいですよね。
でも実際にやろうとすると自宅ではなかなか流しそうめんをやるほどのスペースは確保できません。

筆者自宅も流しそうめんをやるようなスペースはなく、近所のイベントでやってないか探してもみましたがそう都合よくは見つかりませんでした。
そこで筆者が見つけたのが電動式の流しそうめん機でした。
おうちでカンタンに流しそうめんを体験できるならぜひやってみたい!と思い購入。
正直なところ実際に使ってみた感想としては思ったより大変というのが一番でしたが、それでも子どもはとても大喜びしてくれたので親子ともに素敵な体験ができました。
今回は筆者が購入した電動流しそうめん機をもとに感じたメリットデメリットについてお話ししたいと思います。
この記事を読むことで、おうちでそうめん流しをしてみたいパパの気になるところがスッキリします。
電動そうめん流し器ってどんな物?

もともと流しそうめんは傾斜にしたレールの上流からウォータージャグなどで水を流し、そこにそうめんを流すのですが、電動流しそうめん機は電気の力で水を流します。
電動流しそうめん機は大きく分けてスライダー式と回転式の2つのタイプがあります。
回転式と呼ばれるものは運動場のトラックのような容器に水を入れ、電気の力で水を循環させます。
コンパクトなサイズなので家族での普段使いに向いています。
スライダー式のものはポンプの力で水を上まで持ち上げ、スライダーのレールに水を流します。
スライダーに流れるそうめんをキャッチして食べれるので、より本格的な流しそうめんが楽しめます。
スライダー式のそうめん流し機も最後の受け皿が回転式と同様の容器になっているものが多いため、スライダーを外せば回転式のそうめん流し機として使うことができます。
筆者が購入したのはスライダー式の流しそうめん機です。

せっかくなら実際の流しそうめんに近い体験ができればと思いこちらを選びました!
そのため、今回はスライダー式の流しそうめん機を主体に話をすすめます。
手作りとどちらが楽?

単純に上から下に水が流れる流しそうめんをするなら、スライダーを手作りする方法もあります。
材料もペットボトルやガムテープなど、日常目につくもので作れるのでお金もかかりません。
筆者の家でも実際にやってみました。
レール自体はすぐにでき、テーブルにあった缶や調味料などを柱がわりにすればスライダーにできるので、準備自体はすぐできました。
ただ、実際に手作り流しそうめんをはじめるると、以下のような大変さがありました。
- 水とそうめんがうまく流れる角度調整が難しい
- 即興作りなので簡単にバランスが崩れてしまう
- 水を流しつつそうめんも流すので慌ただしい
即興でやろうとするとあまり頑丈には作れないので、水こぼれの不安もありました。
ただ、本格的なそうめん流しのスライダーを作ろうとするとさらに手間がかかってしまいます。

作る事自体は簡単ですが、電動を買ったほうが手間もかからず安心して楽しめますね。
実際に使ってみた感想
筆者が購入したツイストスライダーそうめん流し器の使用感をもとに、電動流しそうめん機のメリット・デメリットをパパ目線でまとめました。
正直なところ今回購入した電動流しそうめん機かうちで扱うにはかなり大きかったのもあり、取り回しの悪さがそのままデメリットに直結した印象があります。

サイズ選びがしっかりできると今回説明するデメリットもだいぶ楽になると思います。
メリット
電動そうめん流し機を使ってみて、筆者自身が感じたメリットは以下の通りです
- 子どもの食いつきがすごい
- ハシを使う練習になる
- 水を循環させるので手間が少ない

それぞれ順を追って説明します!
子どもの食いつきがすごい

スライダーでそうめんを流す装置は見た目のインパクトも大きく、子どもの興味を引くのには効果バツグンでした。
スライダーの準備をしている段階から息子も興味をしめし、はやくやってみたいとワクワクした様子で見ていました。

普段息子はあまり自分からゴハンを食べたがらないのですが、流しそうめんの時は自分から食べてくれました!
お箸を使う練習になる

子どもも3歳をすぎると、少しずつお箸の練習を始める時期になります。

4歳半ばになると普通にお箸で食べてる子も増えてきますね。
筆者の息子はまだお箸を使いこなせてはいませんが、流しそうめんはお箸練習の良い機会になりました。
スライダーに流れるそうめんをキャッチするという、いつもと全く違う食事スタイルは子どもにとっても面白いみたいで、自分から進んでトライしていました。
スライダーのそうめんがキャッチできなくても、下流のトラックを流れるそうめんはじっくり箸で掴めるので、箸に慣れていなくても良い練習になります。
水を循環させるので手間が少ない

流しそうめんを手作りでやると悩むのが水を流す方法です。
屋外で本格的にやるのとは違うので、ウォータージャグのような大きなタンクでみ
かといってコップやボトルなどで水を流しながらそうめんを流すのは慌ただしくて手間もかかります。

屋内でやろうとすると流した水やそうめんをどうやって受けるかも考えないとなんですよね。
電動流しそうめん機の場合はポンプの力で下に流れた水を再度上流に持ち上げてくれるので水を流す手間がかかりません。
下まで流れたそうめんも、下流のトラックで流れ続けるので回収する必要もありません。
そうめん流しに集中できるので子どもと一緒に親も楽しむことができます。
デメリット
一方、感じたデメリットは以下の通りです。
- 準備に思いのほか手間がかかる
- 片付けも大変
- レールがかさばるので保管場所も食われる
こちらもひとつずつ詳しくお話しします!
準備に思いのほか手間がかかる

実際にやってみて意外と苦労したのがスライダーの組み立てです。
ポンプ・レール・レールを支える柱はすべてバラバラのパーツになっており、それらを毎回組み立てる必要があります。
最初のうちは説明書を見ながらでないと形がイメージしづらく、慣れるまではさらに時間がかかります。

特に筆者が購入したのはカーブしたレールが折り重なるように配置されるスライダーで、配置調整がうまくいかないと水がこぼれてしまいます…。
筆者自身慣れてないのもあり、最初にやった時は組み立て水が流せる状態までするのに10~15分ほどかかりました。
そこからそうめんを茹でるので、早めに準備は進めたいですね。
もちろん1から手作りするよりははるかに手間は省けますし、スライダーを全て組み立てず最低限にするなど、工夫することである程度時短も可能です。
片付けも大変

食べ物を扱う都合上そうめん流し機は使い終わったら食器同様全て洗う必要があります。

こちらもスライダーのレールが大きい分洗うのも一苦労でした。
シンクが小さいとおさまりきらないかもしれません。
レールがかさばるので保管場所も食われる

もう一点悩んだのは片付けの場所。
食べ物関係の器具なので、鍋やガスコンロのように台所に収まれば整理しやすいのですが、レールが嵩張るのでかなりのスペースが必要になります。

筆者の家の台所にはとてもおさまりませんでした。
結局ビニールに入れて箱詰めしたのちクローゼットに収納しました。
気になる衛生面は?

電動流しそうめん機を買うか悩む上で気になるのが衛生面。
ポンプなどは電動なので、どこまで水洗いができるのかも気になります。

食べ物や水を流すので、なるべく綺麗に保って安全に流しそうめんを楽しみたいですよね!
ここではスライダー式の流しそうめん機の衛生面についてまとめました。
衛生面にも配慮された設計。洗いにくい箇所は水を循環させる
スライダー式流しそうめん機はある程度パーツごとに分解できるので、隙間に汚れがたまりそうな箇所もパーツを外して水洗いができます。
電池が入るポンプのパーツも電池を外すことで水洗い可能。
ただ、筆者が気になったのはポンプで水を上流に運ぶ際に通すチューブ。
管が細く、普通に洗うのは難しいのではと懸念がありました。
これについてはトラックとスライダーを一段だけ用意してチューブを繋いだ後、新しい水と少量の洗剤を混ぜて循環させることでチューブ内も洗浄できました。

手間はかかりますがしっかり洗えば衛生面は心配なさそうです。
おうちで楽しく流しそうめん体験をしよう!

まだまだコロナ禍でおうちで過ごすことが多いパパママさん向けに、筆者が購入した電動流しそうめん機について記事にまとめました。
組み立てや片付けに手間はかかりますが、おうちでできる流しそうめんは子どもにとっても新鮮な体験になると思います。
おうちでの過ごし方で悩んでるパパさんは、ぜひ一度流しそうめんを試してみると良いと思います。
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