ついに一眼カメラを購入!せっかくだしもう少しお金をかけて色々買いたいけど、次はなにを買えばいいかな?
家電量販店に足を運ぶとついカメラアクセサリーに目移りしちゃうけど、何を買うのが良いんだろう?
そんな方に向けてこの記事を書いてます。
一眼カメラを買って色々撮るようになると、撮影のモチベーションはグングンあがると思います。
そうするとやっぱりさらにお金をかけてカメラのグッズを買い足したくなりますよね。
ただ、本格的なカメラ機材はこだわると値段が高く、おまけに用途を事前にハッキリさせておかないと使う機会がないままになってしまうとても難しいアイテムでもあります。
せっかく高いお金をかけてグッズを買ったのに、ほとんど使わないまま後悔はしたくないですよね。
そこで一眼での写真撮影をはじめて5年になる筆者が、実際に使ってみて良かったものや便利だったものをまとめてみました。
この記事を通して、お財布と相談しつつどのグッズを買うかの参考にしてもらえたらと思います。
カメラアクセサリーはどんなものを買ったらいい?
では実際にどんなものから買えばいいかといえば、カメラをより長く使うためのアクセサリーがそれにあたります。
特にカメラのレンズはデリケートなので、レンズを守ったり、お手入れができるアクセサリーはなるべく揃えたいですね。
値段もそこまで高くはないので、まずはそこから揃えていくのが良いと思います。
そういう意味で言うと、三脚やレンズ自体の優先度はそこまで高くありません。
安易にこちらから揃えてしまうと、自分の撮影したいものと合わずにそのまま使わなくなったり、適正な価格のものを買えずあっさり壊してしまうことにもなりかねません。
筆者自身夜空やイルミネーションの写真にこだわりたくて一度大きい三脚を買いましたが、普段おでかけするときは電車移動なので荷物になってしまい、結局ほとんど使わなくなるという苦い経験をしています。
お金のかかるアクセサリーは「自分がどんなものをどのように撮影したいのか」「移動手段は主に何を使うのか等々」自分の撮影スタイルがある程度決まってから必要なものを探し始めるのが良いと思います。
必須で揃えたいカメラアクセサリー
レンズ保護フィルター/偏光フィルター
カメラのレンズを保護するためのカバーです(写真左)
埃や汚れから保護してくれる他、何かの拍子にぶつけてしまってレンズが割れてしまう事態を防いでくれます。
筆者も旅行先でレンズぶつけたことがありました。
レンズフィルターにガッツリヒビが入っていたのでこれはもうダメかと思いましたが、レンズフィルタをはずしたところ本体のレンズはまさかの無傷!これには救われました。
レンズは高価な上、本体と違い長く使えるので保護フィルターはおすすめです。
一方偏光フィルター(写真右)は、ガラスや水による映り込みを軽減するフィルターです。
なにも付けずに池のお魚やガラス越しにある景色を撮ると、背後の景色や空が反射で映り込んでしまうんですよね。
以前旅行でロープウェイに乗ったとき、とても綺麗な景色だったのでバンバン撮影したのに後から見たら自分の人影と景色が混ざってとても残念な写真になってしまった事があります。
せっかくの絶景が目の前のガラスによる写り込みで台無しになってしまうのはもったいないので、ぜひもっておきたいですね。
どちらのフィルターもレンズの口径やメーカーによって商品が変わってくるので、手持ちのレンズの口径を確認してから探しましょう。
レンズペン
カメラを使っててとにかく困るのがレンズの汚れ。
撮影してる間はレンズが剥き出しなので、細かいホコリや汚れがレンズに付着します。
せっかく綺麗な写真を撮れたと思ったのにホコリの影が写り込んでしまったらいやですよね。
「こまめに掃除はしたいけどお手入れ道具を持ち歩くのは不便」という方におすすめしたいのがこのレンズペンです。
片側がブラシでもう片方が清掃用のチップになっているので、ブラシで目立つホコリを掃き出したあとにチップで細かな汚れを拭き取るというのが一本でできます。
ポケットに入る大きさで簡単にレンズのお手入れができるのでとても便利です。
SDカード
カメラで撮影した写真を貯めておく記録媒体です。
カメラ購入時にあわせて一枚は買ってるかと思います。
これがないとまず写真を撮っても保存することができません。
一枚でも写真を撮る分には全く問題ないのですが、「.カメラと合わせて買うから」と容量が少ない低価格なSDカードを選んだ場合はもう一枚予備があったほうが無難です。
筆者自身、買ったばかりの時は予算がギリギリだったのでSDカードは16GBくらいの安いのを使っていたのですが、ろくにデータ整理もしていなかったので一泊二日の旅行中にデータがいっぱいになってしまい、その日はほとんど撮れないという苦い経験をしました。
フルサイズの一眼になるとあらかじめ本体に2枚入れられるようになってるものもあるので、最低二枚は持っておいた方が良いですね。
それでもこまめなデータ整理は必要です。おすすめのアプリについては以下の記事も参考にどうぞ。
カメラストラップ
カメラを肩や首につけるためのストラップ。
付属でついてるものでも良いのですが、多くがナイロン製なので長時間持ち歩いてるとかけてる場所が痛くなることも。
材質や色柄など、ストラップはバリエーションが豊富にあるので自分に合ったものに買い替えた方がより扱いやすくなります。
個人的におすすめなのはクッション素材を使ったストラップです。
見た目はだいぶスポーティですが、素材が柔らかく伸縮もするので長時間肩にかけてても全然いたくなりません。
レザー素材もおしゃれでかわいいですね。カメラ本体のカバーと合わせるとカメラのゴツい印象が柔らかくなっておすすめです。
予備バッテリー・充電器
一眼カメラを持って一日外を出歩くとわかるのですが、意外とバッテリーの持ちが悪いんです。
カメラの電源を入れたままあちこち撮ってまわってるとあっという間にバッテリーが切れてしまいます。
こまめに電源を切れば一日近く持つこともありますが、何泊かするような旅行ではそれでも足りないですね。
スマホ同様充電器を持ち歩けばお宿さんで充電できますが、電源挿せるところも限りがあるし荷物もかさばります。
そこでおすすめなのが予備バッテリーです。
充電器よりも小型でポケットにも入りますし、万が一外でバッテリーが切れても取り換えるだけですぐに撮影が再開できます。
筆者自身も最初はバッテリー1つで撮影してましたが、残り30%を切ったあたりからハラハラして落ち着きませんでした。実際におでかけの真っ最中に切れてしまって夜景やイルミネーションが撮影できなかったこともあります。
バッテリーを3つ持ち歩くようになってからは残量を気にせず撮れるようになりました。
バッテリー・充電器もメーカーによって対応機種が異なるのでご注意ください。
必要に応じて加えて行きたいカメラアクセサリー
三脚/ミニ三脚
手軽に撮影幅を広げるのであれば、三脚がおすすめです。
手でもたずにカメラを固定できるので、手ブレの心配がなくなり、シャッターをより長い間開けられるようになります。
夜景やイルミネーションなどの暗い場所での撮影や、シャッターを長時間開きっぱなしにして川の流れ・光の流れを線のように表現できるバルブ撮影なども三脚が必須ですね。
安いものであれば3,000円前後で手に入るものもありますが、価格が下がるほど立てた時の安定性や頑丈さに難が出てきます。
カメラの付け外しや、脚の展開・収納を何度も行うので、ある程度お金をかけたいアクセサリーでもありますね。
大きいものほど作りもしっかりして頑丈ですが、その分重く持ち歩きが大変になるので普段の移動手段なども考えて買うのが良いと思います。
ストロボ
カメラ本体に取り付けるフラッシュです。
カメラ自体にもフラッシュ機能がついていますが、正面にしか当てられないため使う機会はほとんどありません。
ストロボをつける一番の強みは室内のような少し暗いところでも光を間接的に当てることでより自然な明るさが得られるところ。
壁や天井に反射させることで光が柔らかくなるので、特別な機材なしでもある程度明るさや光の角度がコントロールできるようになります。
そのため、ストロボを買う場合は「角度調整ができるもの」がほぼ必須になります。
値段はやや高いですが、食べ物や雑貨などを撮影する「物撮り」ではこれがあるのとないのとで大きく変わってきます。
まずは必須なものからお金をかけていこう
最初はカメラのお手入れグッズやレンズを保護するフィルタなど、あって損はないものから揃えていくのが良いと思います。
家電量販店にいくと、ついつい立派なカメラレンズや大型の三脚が目に止まりますが、いずれも買えば必ず撮影の質が上がるものではありません。
必須なカメラアクセサリーはどれも細々したアイテムですが、手元にあればより快適にカメラ撮影を楽しめる便利なアイテムとなっています。
普段の撮影を通して「今の機材じゃ思うような写真が撮れない!」と感じるようになったら、必要に応じた機材を購入していきましょう。
この記事を通してあなたに必要なカメラアクセサリーが見つかる一助となれば幸いです。
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