子どもが全く歯磨きをしてくれない。歯ブラシを見せただけでもイヤイヤしてしまう。なにかいい方法はないかな?
そんな方にむけてこの記事を書いています。
ミルクを卒業して離乳食~普通食を食べるようになるとあわせて必要になるのが「歯磨き」。
磨こうとしても顔を背けられたり頑なに口を開けなかったり…。毎日大変ですよね。
習慣化するまでは押さえつけてでも…。と思う気持ち、すごくわかります。
でも力で押さえつけるほど、その分イヤイヤも強くなってしまいますよね。
筆者自身もよく押さえつけて歯磨きをしようとしましたが、次第に歯磨きより押さえつけられることが嫌で、かえって警戒される結果になってしまいました。
毎日続けると、親の心もしんどくなっちゃいますね…。
悪戦苦闘は今も続いていますが、最近はなんとか口を開けてくれるようになりました。
今回は同じく悩んでるパパママさんの一助になればと思い、僕が実際に試してみたやり方についてお話ししたいと思います。
刺激がなく甘い歯磨き粉を使う
歯磨き粉の中には刺激が少なく小さい子どもでも嫌がらない種類のものがあります。
フルーツの味がするジェルタイプのものが美味しいのか子どもも好んで口を開けてくれます。
ミントが少なく、泡立たないものであれば子どももつらくなく、泡で歯が隠れることもないので親も楽に磨くことができます。
筆者の子どももずっとジェルタイプを使っていたのですが、一度だけ歯磨きに慣れたであろう頃合いで子ども用の少しミントの入った歯磨き粉に変えてみたところ、味と違和感が嫌だったみたいでそれっきり使えませんでした。
歯磨きに慣れるまではジェルタイプの方が磨きやすいのでおすすめです。
歯磨きタブレットをご褒美に用意する
子ども用の歯磨きグッズの一つに、キシリトール入りのタブレットがあります。
キシリトールが100%配合されているものであれば虫歯の原因になる酸を作らないので、歯磨きのあとのご褒美として使えます。
筆者の場合は先にタブレットを見せるとタブレットばかり欲しがってしまうので、歯磨きしてる間は見せないようにして終わってからタブレットを食べさせるようにしています。
以前は機嫌が悪いとそれでも歯磨きをしてくれないこともありましたが、最近は習慣として身についてきたのか歯磨きをちゃんとしてからタブレットを欲しがるようになりました。
タブレットも様々な種類がありますが、個人的には輪っか状のものより「C」型のタブレットの方がのどに詰まらず安心して食べさせられます。
口を大きく開けたときに大げさにリアクションを取る
「子どもはかまってくれない親の気を引くため、わざと叱られるようなことをすることがある。」というお話を以前お聞きしました。
それならばと口大きく開けたタイミングで大袈裟に驚いてみたところ、息子も面白がって大きな口を開けてくれるようになりました。
毎回オーバーリアクションをとらないといけないので僕はグッタリですが、子どもが自分から口を開けてくれるようになったので、個人的にはかなり有効なやり方だったと思います。
無理強いはしない、事前に声かけをする
歯磨きにかかわらず、イヤイヤ期全般に言えることですが、気持ちの切り替えができないうちから次の行動に移そうとすると基本嫌がってしまいます。
筆者もおもちゃで遊んでる最中の子どもにいきなり歯ブラシを近づけてよく嫌がられました。
何かに夢中になってる時に急に横槍が入って違うことをさせられたら、大人も嫌ですもんね。
「おもちゃ遊び終わったら歯磨きしようか!」
「いまやってるテレビが終わったら歯磨きね!」
と、あらかじめ次にやることを一言伝えておくだけでも、気持ちの切り替えがスムーズになるのでおすすめです。
歯みがき用音楽をかける
こどもむけの教育番組でやっているような、歯みがき用の音楽をかけるのもおすすめです。
歯みがき用の音楽は子供が飽きない程度の時間でシャカシャカとテンポよく磨ける曲が多く、子どもも楽しく歯みがきができます。
いまはYoutubeや音楽アプリで歯みがき用の音楽をすぐかけることができるので、わざわざCDを探すなどの手間もかかりません。
筆者の場合、スマートスピーカーが家にあるのでアレクサに入っている歯磨き専用のスキル「ハミガキくん」を使って歯磨き用の音楽をかけています。
スマートスピーカーがあると声をかけるだけで音楽が再生されるのですぐに歯みがきがはじめられるのがとても便利です。
歯みがき用のアプリを使う(4歳以降)
幼児さんになり、簡単なルールのある遊びを考えながらできるようになってきたら、歯みがき用のアプリを使うのもおすすめです。
ただ音楽がかかるだけでなく、歯みがきがうまいと得点が稼げるゲーム形式になっており、うまくハマれば子供が自分から歯みがきをしてくれるようになります。
筆者の子どもはポケモンが好きなので、ポケモンの歯磨きアプリを試したところガッツリとハマりました!
しっかり磨けるとポケモンを捕まえることができるので、毎日自分からすすんで歯磨きをしてくれてます。
最後に
今回は歯磨きをしない子どもにぼくが実際にやってみた事、心掛けたことをお話しさせていただきました。
色々と試して感じたことは、歯磨きの習慣化は今日明日でなるものではないということ。
ちゃんと磨かせてくれた日も、一切磨かせてくれなかった日も「そんな日もある」と受け止めて後日に引きずらないことが大切なんだなと思いました。
今回紹介したやり方が歯磨きに悩むパパママさんの助けになりましたら幸いです。
同様に「保育園の朝の準備が大変」「子どもがお昼寝をしてくれない」といったイヤイヤ期に関する悩みについて書いた記事もありますので、こちらもあわせてどうぞ。
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